サイトカイン Tag

Mail Onlineに、'ME is real and your body is to blame: Chronic fatigue condition that has mystified scientists for decades is caused by an over-active immune system, study claims'が掲載されました。 慢性疲労症候群(ME/CFS)患者は、インターフェロンα(IFN-α)による免疫が過剰になっていると、英キングス・カレッジ・ロンドン精神医学研究所が報告した等が記されています。 IFN-αは、C型肝炎の治療に用いられ、慢性疲労症候群のような疲労の副作用がでることもあるとのことです。 ※関連記事 BBC 'Overactive immune system 'may trigger ME-like symptoms'' ...

Scienceに、'More clues link immune system imbalance with chronic fatigue syndrome'が掲載されました。 米スタンフォード大のDr. Mark Davis・Dr. Jose Montoya等が、慢性疲労症候群(ME/CFS)患者は、17のサイトカインが症状の重症度と関連していることを発見し、その多くは炎症とインフルエンザ様の症状を引き起こすものであることをPNAS 'Cytokine signature associated with disease severity in chronic fatigue syndrome patients'に報告した等が記されています。 ※関連記事 GigaZine '慢性疲労症候群と炎症を引き起こすサイトカインに関連性があるとする研究報告' Medscape 'New Chronic Fatigue Syndrome Biomarkers in the Pipeline' ...

ME Australiaに、'THREE BIOMARKER DISCOVERIES IN MARCH!'が掲載されました。 病気である期間によって補正すれば、サイトカイン (IL-1a, 6, 8)がバイオマーカーになりうるとカナダ アルバータ大学 Dr. Lindsey Russel等が、BMC Immunol 'Illness progression in chronic fatigue syndrome: a shifting immune baseline'で報告し、末梢血単核球のmicroRNA発現の変異がバイオマーカーになりうるとDr. Robert  Petty等がPLOS ONE 'MicroRNAs hsa-miR-99b, hsa-miR-330, hsa-miR-126 and hsa-miR-30c: Potential Diagnostic Biomarkers in Natural Killer (NK) Cells of Patients with Chronic Fatigue...

アメリカ疾病予防センター(CDC)での病例検討会で、アメリカ国立衛生研究所(NIH)で慢性疲労症候群(ME/CFS/SEID)研究の主任研究員Dr. Avindra Nath等が、所内で新しく始まる研究についてプレゼンを行いました。 研究は以下の3つのフェーズに分けて行います。 Phase 1 横断研究により、慢性疲労症候群の表現形・病態生理学を明らかにする。 Aim 1 病気のすべての分野の詳細な精査を行い、臨床像を明確にする。 Aim 2 関連している脳回路を明確にするため、脳のf-MRIを用い、疲労の生理学的基礎を明確にする。Metabolic chamberの代謝を調べ、自律神経の調査に加え、経頭蓋磁気刺激法(TMS)も行う。これらの検査は運動後に行う。 Aim 3 脳髄液と血液の免疫学的な調査を行う(1,500サイトカイン・2,500のプロテイン)。消化器や喉頭のマイクロバイオームも調べ、脳髄液に対し、プロテオミクスとメタボローム解析を行う。 Aim 4 被験者から採取した細胞・血清から、実験的に症状を再現できないかという新しい試みを行う。 Phase 2 バイオマーカー・長期の研究を行う。 Phase 3 Phase 2で特定されたバイオマーカーの介入試験を行う。 主任研究員: Dr. Avindra Nath 主任治験担当医師: Dr. Brian Walitt 執行委員: Dr. Elizabeth Unger (CDC), Dr. Ian Lipkin (コロンビア大学) ※関連記事 #MEpedia 'NIH Post-Infectious ME/CFS Study' #ME Action 'Transcripts and Slides from Dr Nath’s talk...

初めてコロンビア大学のDr. Ian Lipkinを知ったのが、サイエンス誌に掲載されたXMRVと慢性疲労症候群(ME/CFS/SEID)との関連性という論文に終止符をうつ論文を発表した時の姿を見た時だった。 異様にみえたのが、数々の慢性疲労症候群の著名な研究者らを共著者にかかえ、XMRVの論文を出したDr. Judy Mikovitsもその中に加えて、代表してスピーチしている様だった。私にとって馴染みのある研究者らをまとめ、一連の騒動に終止符を打てる人物。その時の風格から、この人物何か違うと。 後に知ることになったが、彼はウイルス・ハンターと称されるウイルスにおいて著名な権威であり、ボルナウイルスを遺伝子で初めて分離し・ニューヨークをパニックに陥れたウエストナイルウイルスを特定。SARSを特定する技術を開発し、その1万のキットを中国に送った。非常に危険なMERSウイルスを発見したのも彼である。 MassTag-PCR, GreenChip Diagnostic, ハイスループットスクリーニング等のテクノロジーにおいても先駆者であり、最近では、約2百万ものウイルスを安価に迅速に選別できる ウイルスシーケンシング(VirCapSeq-VERT)の開発にも成功した。 Dr. Ian Lipkinは慢性疲労症候群にも興味を持ち、アメリカ国立衛生研究所(NIH)に研究費の申請を2度行ったがいずれも却下。それを知ったある患者がクラウドファンディングを発足、財団などからの寄付も得られた。 その後、コロンビア大学のチームはサイトカインの研究を発表、初の決定的な証拠であるとされ、髄液に多発性硬化症(MS)と同様の物質をみつけるなどブレークスルーを続け、さらにペンディングではあるもののShocker(驚かせるようなもの)が含まれる論文を近々発表するという。 彼が最近、衝撃的な発言をらしく。内容は、「3〜5年で慢性疲労症候群と自閉症を解明(Solve)する」だった。彼のバケツリストにそれが含まれているのである。 この発言は、極めて楽観的である。なぜなら、昔から知られている自己免疫疾患・統合失調症等多くの病は、長年にわたり多額の研究費が投じられているにもかかわらず、未だ真因は分かっておらず、それに比べ、慢性疲労症候群は歴史が浅く、しかも研究費が微々たるものにもかかわらず、一般常識的には大言壮語である。 しかし、かつてスティーブ・ジョブズが倉庫の中で二人だけで巨人IBMに立ち向かい、打ち負かすまでになったように、彼のような天才であれば、何か偉業を成し遂げることができるのではないかとリアリティを感じてしまうのである。...

Medical Xpressに、'Scientists find clues into cognitive dysfunction in chronic fatigue syndrome'が掲載されました。 米コロンビア大学 Dr.Mady Hornig等が、32人の慢性疲労症候群(MECFS/SEID)患者と40人の多発性硬化症(MS)患者・19人の健常者の脳脊髄液を調べ、慢性疲労症候群患者では、インターロイキン 1を含む炎症性の免疫分子が他の2つのグループより少なくなっており、エオタキシンは慢性疲労症候群と多発性硬化症のグループで高くなっており、慢性疲労症候群の認知障害に関連していることを示す可能性がある等を、Nature 'Cytokine network analysis of cerebrospinal fluid in myalgic encephalomyelitis/chronic fatigue syndrome'で報告していることが記されています。

The Independentに、'Scientists claim to have 'robust' evidence that chronic fatigue syndrome has biological cause'が掲載されました。 発症してから3年以内の慢性疲労症候群(ME/CFS)患者には、健常者に比べ、サイトカイン(インターフェロンガンマ等)が高いことを発見したとコロンビア大学がScience Advances 'Distinct plasma immune signatures in ME/CFS are present early in the course of illness'に報告しています。 バイオマーカーの候補ともなり、研究を指揮したMary Hornig医師は、「この発見は、何百万人者患者がすでに知っている慢性疲労症候群が精神疾患ではないということを裏付ける証拠になる」と語っている等が記されています。
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