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慢性疲労症候群(ME/CFS)は、日本ではストレスや疲労が原因であると言われているが、 それは間違っていると慢性疲労症候群(CFS)をともに考える会は主張しているが 、 それは本当なのか? 日本ではそれらが原因だとしたら海外では、そう思われていないということだろうか? まず、医学的な語句の整理から行わないと前に進まない。 医学用語の原因とは病気を起こしている一番の根元であって、 他の多くの疾病と同様、慢性疲労症候群(ME/CFS)の原因はいまだに不明であるというのは、 誰も疑わないであろう。 そして、病気を発症させるきっかけになるものは引き金・トリガーと呼ぶ。 慢性疲労症候群(ME/CFS)では、感染症・出産・外傷・化学物質等がそれらに入る。 最後に、発症の可能性を高めるものは危険因子 リスクファクターと言われる。 慢性疲労症候群(ME/CFS)では、年齢・性別・遺伝子的脆弱性等である。 ともに考える会の篠原三恵子氏はそれらの区別がついていない可能性さえあるが。 では、英語で主要な機関・サイトでは慢性疲労症候群(ME/CFS)はどう書かれているか。 まず、アメリカ疾病予防センター(CDC) 慢性疲労症候群(CFS)のページ "Conditions that have been proposed to trigger the development of CFS include virus infection or other traumatic conditions, stress, and toxins." 引き金として、ウイルス感染・トラウマ的な症状?(ちょっと訳に自身がない)・ストレス・毒物が上げられている。 そして、イギリス保健サービスのContributing factors(発症を促せるもの)の一つに、 "exhaustion and mental stress" 極度の疲労とメンタルなストレス。 続いて、MAYO CLINICの、慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome)のページの危険因子 リスクファクターの一つとしてあげられているライフスタイルに、 "People who are overweight and inactive are more likely to develop chronic fatigue syndrome....

サイエンス誌に、'False Positive(誤って陽性)'が昨年度2011年の9月に掲載されました。 重要なものだったんだけれど、長文でいろんなことが書かれていたため、 まとめるのが難しかったので今頃に・・・ 最初のページには、男性が「XMRV陽性」と記された赤いTシャツを着た絵が最初に。 そして、書き出しの最初はこうだ。 "Done. Case closed. Finito, lights off, The End." 終わったというような意味の言葉が5つもならび、その中にはイタリア語も含まれる。 自身が発表した論文を恥じ入るかのように、自虐的なまでの文章である。 最初に、Dr. Judy Mikovits。WPIという研究所のリーダーで、2009年度の論文を報告した人物。 その人の見解は。 "I don't care if nobody else in the world wants to work on it. Fine, leave us alone!" 「世界の誰も取り組みたくなくても気にしない。いいよ、ほっといて。」と。 この後、Judy Mikovitsは、プレゼン捏造疑惑・研究所から解雇・自閉症の会議でのエビデンスなしの発言・研究所のPC 機密情報を盗んだことで逮捕にまでいたり、次々とスキャンダラスな追い打ちが続くことに。 タフツ大学 Dr. John Coffinは、 "I begin comparing Judy Mikovits to Joan of Arc. The scientists will burn...

About.com: Fibromyalgia & Chroni Fatigueに、 'Ampligen for Chronic Fatigue Syndrome: Still a Possibility'が掲載されました。 2年前、初の慢性疲労症候群(ME/CFS)としての認可が却下されたアンプリジェンが、FDA(アメリカ食品医薬品局)により再申請が許可された等が記されています。...

医療ガバナンス学会に、「Vol.354 思想から語る「慢性疲労症候群」」が掲載されたのを読みました。 "慢性疲労症候群をともに考え る会"の方や支援者は、「2009年のScience誌では、67%の患者にXMRV(異種指向性マウス白血病関連ウィルス)が発見され、2010の PNAS誌においても、87%にマウス白血病関連ウイルスが発見され、病名も"筋痛性脳脊髄炎"と改められる議論が活発化されているのだから、器質的疾患 であることに疑いの余地はない」と言いたいであろう。 私はそれらをすべて認めたうえで、 我々は私達の病気を科学、つまり学術的に証明されねばならないのではないだろうか。医師が思想で語ってもらっては困るのではないだろうか。 この記事を書いた医師が言うとおり、筋痛性能脊椎炎の会(旧ともに考える会)代表の篠原三恵子代表の医学的見解は、学術的ではなく思想である。しかも、その思想とは疑似科学である。この代表がXMRVが発見され、器質的疾患であることに疑いの余地がないとまで語っているが、医学に多少詳しくあれば、それが間違っているということは分かる。可能性として、慢性疲労症候群(ME/CFS)の患者でよく見られる、NK活性低下が体内で感染している複数のウイルスを再活性させているが、XMRV・MLV共に再活性しているだけということかもしれなかった。 過去、EBウイルス・ヒトヘルペスウイルス等が原因かもしれないと言われたが、結局そうではなかったことを繰り返していることをみても、ウイルスが見つかっただけではすぐにウイルスが原因である・器質的疾患であるとは言えないのである。つまり、医学的には誤った情報をこの患者会は出しており、その過程で医学者による検証がなされていないのである。この記事を書いた医師も、なぜ思想で語り学術的に書けないのか。こういった謝った医学的見解を主張する会の前では、学術的に書けないのではないだろうか。 篠原代表の主張している事柄を抜粋したい。 ストレスが原因ではない。 完璧主義の人が発症しやすいということへの批判 認知行動療法(CBT)が有効性への批判 これらに共通することは精神的なことが絡んでいることである。 つまり、篠原氏が科学的・学術的にそれらを否定している のではなく、篠原氏の精神的なものを排除したいという願望から、それらを否定しただけのことであると容易に想像がつく。さらに、顧問がいながら機能していないということである。説が間違っていると批判している研究者を顧問に招いたりするのも筋が通らない。 こういうことは慢性疲労症候群という病気の存在を否定・懐疑的な者達が思っているように、患者等は疑似科学で病気の存在を示そうとしているということを助長することになるのではないか?...

Live Scienceに、'Doh! Top Science Journal Retractions of 2011'が掲載されました。 2011年度科学界の撤回で 、2009年度サイエンス誌に発表されたXMRVと慢性疲労症候群(ME/CFS)の論文撤回がトップになっています。 ※関連記事 The Scientist 'Top Science Scandals of 2011' NPR 'Debunked Science: Studies Take Heat In 2011' Wall Street Journal 'Best of the Health Blog 2011: CDC’s Zombie Warnings, Lipitor and Steve Jobs'  ...

Wall Street Journalに、 'Second High-Profile XMRV-Related Paper Retracted'が掲載されました。 アメリカ食品医薬品局(FDA)・アメリカ国立衛生研究所(NIH)・ハーバード大学によるMLV(マウス白血病ウイルス)検出された論文がPNASに掲載されたが、PNASがその論文を撤回した等が記されています。 ※関連記事 PNAS 'Retraction for Lo et al., Detection of MLV-related virus gene sequences in blood of patients with chronic fatigue syndrome and healthy blood donors' New York Times 'Scholars Retract Another Study Linking Virus to Fatigue Syndrome' Medical News 'Second XMRV-CFS Paper Pulled' News Medical...

サイエンス誌に、'Retraction'が掲載されました。 2009年度、サイエンス誌は、XMRVと慢性疲労症候群(ME/CFS)の関連性を示唆する論文を発表したが、 その論文を完全撤回した等が記されています。 ※関連記事 New York Timesに、'Fatigue Syndrome Study Is Retracted by Journal' Los Angels Times 'Journal retracts paper on chronic fatigue syndrome' The Washington Post 'Study linking virus to chronic fatigue syndrome retracted amid controversy' CBS News 'Study linking chronic fatigue syndrome to virus retracted by journal' abc News 'Study Linking Virus...