研究

慢性疲労症候群諮問委員会 (Chronic Fatigue Syndrome Advisory Committee)の勧告に対し、アメリカ政府の回答がアメリカ合衆国保健福祉省(HHS) 'Recommendations from the Chronic Fatigue Syndrome Advisory Committee (CFSAC) and Agency Responses, August 18-19, 2015 CFSAC meeting'に掲載されました。 ※関連記事 Solve ME/CFS Initiative 'Solve ME/CFS Initiative Grades the HHS Response to CFSAC Recommendations' Health Rising 'Feds Fail First Test of the “New” Chronic Fatigue...

#ME Actionに、'New case definition and biomarkers suggested from Australia’s Deakin University: Neuro-Inflammatory and Oxidative Fatigue'が掲載されました。 ディーキン大学が、慢性疲労症候群(ME/CFS)に代わる新しい病名 Neuro-Inflammatory and Oxidative Fatigue(NIOF)を提案しており、さらに消化器内のバクテリアのリポ多糖に対する免疫グロブリン(IgM/IgA)反応がバイオマーカーになるうると、'A new case definition of Neuro-Inflammatory and Oxidative Fatigue (NIOF)...

アメリカ国立衛生研究所(NIH)に、'NIH takes action to bolster research on Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome'が掲載されました。 NIHは、慢性疲労症候群(ME/CFS/SEID)の研究を促進すると発表し、NIH臨床センターで研究を発足。女性健康局(OWH)のもとで行なわれていた研究を、国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)に移し同研究所と協力し長期のTrans-NIH ME/CFS研究グループを再び活性化すると発表しています。 NIHのディレクター Francis S. Collinsは、「刷新された研究に焦点をあわせることで、予防・治療が新しく発見できるように、謎めいた・衰弱させる病気の原因を特定できることを望んでいる。」と語っています。 ※関連記事 The Atlantic 'A Boost for Chronic Fatigue Syndrome Research' ME Action 'NIH ANNOUNCES NEW CLINICAL STUDY AND MOVE TO NINDS' Washington Post 'NIH announces new effort to tackle chronic fatigue syndrome' Science 'NIH refocuses research...

理研プレリリースに、'小児慢性疲労症候群患児の脳活動状態を明らかに'が掲載されました。 ※関連記事 マイナビニュース '理研、小児慢性疲労症候群の脳活動を測定 - 前頭葉の過活動を確認' 神戸新聞 '慢性疲労の子 脳の過剰活動 神戸の理研など解明' 47 NEWS '慢性疲労の子、脳が過剰に活動 理研解明、治療法開発に' 読売新聞 '小児慢性疲労症候群の患者、脳の一部が働き過ぎ' ...

Washington Postに、'With his son terribly ill, a top scientist takes on chronic fatigue syndrome'が掲載されました。 ヒトゲノム計画に利用された遺伝子マッピングを開発したスタンフォード大 ヒトゲノム解析センター長であるDr. Ronald W. Davisは、2度アメリカ国立衛生研究所(NIH)に研究費を申請したが却下されたが、寄付金により百万ドル(1億2千万円)が集まり、研究の初期段階を行うことができるようになった。 その研究は、重症患者から血液・汗・唾液・便のサンプルを採取し、質量分析法・DNA RNAシーケンスなどの高度なテクノロジーによって行われる等が記されています。 ※関連記事 #ME Action 'RON DAVIS ON WHY HIS NIH PROPOSAL WAS REJECTED' ...

#ME Actionに、'AUTOANTIBODIES FOUND IN SUBSET OF CFS PATIENTS'が掲載されました。 神経伝達物質受容体を抗原とする抗体が慢性疲労症候群(ME/CFS/SEID)患者の29.5%で上昇しており、特にG蛋白質結合受容体(GCPRs)であるβ2アドレナリン・ムスカリンM3/M4受容体抗体が高く、リツキシマブ投与後にβ2・M4自己抗体が著しく低下しすることから、リツキシマブで効果がでる患者のバイオマーカーになる可能性がある。 最近の研究で、β1,β2-アドレナリン作動性受容体の自己抗体は体位性起立性頻拍症候群(POTS)で見つかっており、抗βアドレナリン受容体抗体は起立性低血圧・拡張型心筋症・シャーガス病、抗ムスカリン自己抗体は重症筋無力症・シェーグレン症候群・統合失調症等自己免疫疾患・神経学疾患でも見つかっており、バセドウ病では両抗体ががみつかっている 慢性疲労症候群のサブセットは感染症によって引き起こされる自己免疫疾患である可能性がある等がBrain, Behavior, and Immunity 'Antibodies to ß adrenergic and muscarinic cholinergic receptors in patients with Chronic Fatigue Syndrome.'に報告されている等が記されています。 ※関連記事 ME Association 'New study sheds more light on why some people with ME/CFS may respond to rituximab ' ...

2015年8月に開催された慢性疲労症候群諮問委員会(CFSAC)での勧告のレポート(pdf)が掲載されました。 勧告は以下のとおりです。 バイオマーカー・客観的な検査の開発を優先事項とする。 基礎・国際・臨床・疫学の研究の溝をうめる。 治療・療法を進展させる。 診断法・測定法を標準化する。 慢性疲労症候群を研究機関に割り振る。 CFSASは、国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)に配置されることを勧告する。 省を越えた指導者を指名する。 病気の負担に見合った研究費(見積もりは 250万ドル:300億円)を支給する。 米国医学研究所(IOM)のレポートからの情報を利用し、診断基準を明瞭化する。 2年以内に提案された診断基準を正式なものとし、さらに改良する。 診断基準のガイダンスを提供する。 診断ツール・臨床ガイドラインを制作する。 医療教育・認知を促進する。 疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)のコードを指定する。 (強固な科学的な根拠で示されるまでは、現在の神経学的疾患 G93.3に留保する。) IOMにより、存在する病気であると認められたことを承認する。 病気の説明文を変更する。 ❊関連記事 #ME Action 'CFSAC- LET’S TAKE ACTION' ...

Health Risingに、'Ian Lipkin Gets ME/CFS Grant – and So Do Others: the NIH Grants of 2015'が掲載されました。 コロンビア大学のDr. Ian Lipkin等のMicrobial Immunitiy and Discovery in ME/CFSの研究に$766,000(9,300万円)がアメリカ国立衛生研究所(NIH)より与えられたことが記されています。 ❊関連記事 #ME Action 'NIH AWARDS $766K TO LIPKIN AND HORNIG' #ME Action 'KICKSTART FOR LIPKIN & HORNIG’S BIG MICROBIOME STUDY' #ME Action 'A LARGER, STRONGER, EVEN...

Medical Xpressに、'Scientists find clues into cognitive dysfunction in chronic fatigue syndrome'が掲載されました。 米コロンビア大学 Dr.Mady Hornig等が、32人の慢性疲労症候群(MECFS/SEID)患者と40人の多発性硬化症(MS)患者・19人の健常者の脳脊髄液を調べ、慢性疲労症候群患者では、インターロイキン 1を含む炎症性の免疫分子が他の2つのグループより少なくなっており、エオタキシンは慢性疲労症候群と多発性硬化症のグループで高くなっており、慢性疲労症候群の認知障害に関連していることを示す可能性がある等を、Nature 'Cytokine network analysis of cerebrospinal fluid in myalgic encephalomyelitis/chronic fatigue syndrome'で報告していることが記されています。

The Independentに、'Scientists claim to have 'robust' evidence that chronic fatigue syndrome has biological cause'が掲載されました。 発症してから3年以内の慢性疲労症候群(ME/CFS)患者には、健常者に比べ、サイトカイン(インターフェロンガンマ等)が高いことを発見したとコロンビア大学がScience Advances 'Distinct plasma immune signatures in ME/CFS are present early in the course of illness'に報告しています。 バイオマーカーの候補ともなり、研究を指揮したMary Hornig医師は、「この発見は、何百万人者患者がすでに知っている慢性疲労症候群が精神疾患ではないということを裏付ける証拠になる」と語っている等が記されています。
※字幕を表示するには「CC」をクリックしてください。