コロンビア大学 慢性疲労症候群の認知障害に手がかり

コロンビア大学 慢性疲労症候群の認知障害に手がかり

Medical Xpressに、’Scientists find clues into cognitive dysfunction in chronic fatigue syndrome‘が掲載されました。

米コロンビア大学 Dr.Mady Hornig等が、32人の慢性疲労症候群(MECFS/SEID)患者と40人の多発性硬化症(MS)患者・19人の健常者の脳脊髄液を調べ、慢性疲労症候群患者では、インターロイキン 1を含む炎症性の免疫分子が他の2つのグループより少なくなっており、エオタキシンは慢性疲労症候群と多発性硬化症のグループで高くなっており、慢性疲労症候群の認知障害に関連していることを示す可能性がある等を、Nature ‘Cytokine network analysis of cerebrospinal fluid in myalgic encephalomyelitis/chronic fatigue syndrome‘で報告していることが記されています。

エオタキシンは、アレルギー様の免疫反応に影響がを及ぼすもので、多発性硬化症をこの研究で含めた理由は、多発性硬化症も疲労の症状があり免疫反応の異常が原因であると信じられているからのとのこと。

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4 Comments
  • 斎藤
    Posted at 17:12h, 25 4月 返信

    ご無沙汰しております。
    CFS患者の脳脊髄液中にサイトカインが見つかったという研究を発表していますが、ポストポリオ症候群では2002年にカロリンスカ研究所で見つかったおります。ウイルス感染症では基本的に脳脊髄液中にサイトカインが見つかるのではないでしょうか?
    ただサイトカインだけではCFS患者のようにPPS(ポリオ後症候群)患者では寝たきりに成りません。その違いは何なのか?それ以外の理由を究明するとよりCFSの本質に迫るのではないでしょうか?

    • admin
      Posted at 18:32h, 25 4月 返信

      斎藤様

      お久しぶりです。
      ウイルス感染症で基本的に脳脊髄液中にサイトカインがみつかるかどうかは私は専門的な知識はないのでわからないです。

      おっしゃるとおりサイトカインだけではなく、様々な系での異常がカスケードとCFS患者での異常な疲労を引き起こしているのでしょうね。

      病気の原因つまり根っこに近い部分を究明するほうが、私は本質に迫るのではと思いますよ。

  • 斎藤
    Posted at 17:23h, 16 5月 返信

     サイトカインはウイルス感染すると間違いなく発現しますが、長期に発現する事が問題で今回の発見は、そこにあるのだと思います。
    研究班が言っているように免疫系ー神経系ー内分泌系と気持ちが深く絡み合って負のスパイラルに落ちる?るような気がします。サイトカインの発見は大きな前進ですが、まだまだ解らない事だらけなのですね 同じような慢性炎症の疾患の比較検討も重要になるような気がします。

  • admin
    Posted at 18:17h, 16 5月 返信

    斎藤さん、こんにちは!

    サイトカインもかなり種類があるようですから、他の疾患との優位な差があるかどうかでしょうね。
    慢性疲労症候群の中でもサイトカインの多様性があるでしょうし、
    今回の研究では発症してからの3年以内の患者とそうでない患者を分けたことが、大きな意味を持っていたようですね。

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