01 3月 オンラインでの認知行動療法(CBT)が10代の慢性疲労症候群(ME/CFS)患者に有効
BBC Newsに、’Chronic fatigue syndrome: Web therapy ‘can help’‘が掲載されました。
ネット上での認知行動療法(CBT)を含む精神療法プログラムを受けた10代の慢性疲労症候群(ME/CFS)患者の63%の症状が著しく改善したという報告がThe Lancetに掲載されている等が記されています。
※関連記事
- m3.com ‘慢性疲労にネットで認知療法‘
- Carenet.com ‘青少年の慢性疲労症候群に、インターネットベースの認知行動療法プログラムが有効‘
- The Lancet ‘Effectiveness of internet-based cognitive behavioural treatment for adolescents with chronic fatigue syndrome (FITNET): a randomised controlled trial‘
- Research 1st ‘Recovery By Internet CBT? A Closer Look‘
- Mirror News ‘Teenager with chronic fatigue? Cure yourself by going online‘
- MedScape ‘Internet Therapy ‘Highly Effective’ for Teen Chronic Fatigue‘
- MedPage ‘Online Program Helps Teens with Chronic Fatigue‘
- NPR ‘Online Therapy Helps Teens Recover From Chronic Fatigue Syndrome‘
- CBS News ‘Web therapy helps teens with chronic fatigue‘
- WebMD ‘Web Therapy Helps With Chronic Fatigue Syndrome‘
山田
Posted at 12:15h, 04 3月参考に 新潟大学脳研究所の研究に新生仔マウスにサイトカインを与えると認知行動に変化がでるという研究があるのですが人間の場合も同じような可能性(CFS患者での認知行動の異常)はないのでしょうか?
・・・・・・・新潟大学脳研究所 HPより引用・・・・・・
○炎症性サイトカインの新生仔皮下投与は永続的な認知行動変化をもたらす。
図1;新生仔マウス・ラットへのサイトカイン投与はその後に種々の認知行動変化を誘発する。()は一時的な変化。
免疫血球系で発見されたサイトカインの多くは脳神経細胞にも作用し、神経発達やシナプス可塑性に影響を与える。上記の発達性精神疾患に関する仮説に従い種々のサイトカインをラットやマウスの新生仔に投与し、その後、脳機能を行動テストバッテリーにて評価した。炎症性サイトカインを中心に多数の液性因子を検討した結果、インターロイキンー1(IL-1)と上皮成長因子(EGF)、に顕著な認知行動変化を観察した(図1)。これらのサイトカインへの反応は、社会性行動変化を除いて、プレパルスインヒビション(PPI)の低下とラテント学習阻害の異常が顕著な認知行動変化であった。共同研究を通じて、IL-1シグナルの活性化が予想される。
admin
Posted at 14:55h, 04 3月山田さん、コメントありがとうございます。
サイトカインから認知行動の異常の可能性はあると思いますよ。
サイトカイン異常産生により脳になんからの障害が起こっているぽいので。