23 10月 コラム欄を追加したわけ
このブログでは、主に海外からの慢性疲労症候群(ME/CFS)の主要な情報を、しかもシンプルな概略だけを記すだけのものであった。
しかし、私自身、海外及び日本国内において起こっている情勢を知り、
単に、情報を提供するだけではなく、私が自身が情報を吟味し、
患者が益になるように、私が問題性を記す必要があると感じるようになったからである。
それは、患者が不利益を被ることをしていているにもかかわらず、
患者等が、誤って患者の益のためになることをしていると感じてしまっていたりすることがあったり、
患者の益になると感じていると思いながら、患者に不利益になると知らずに活動を行っている者もいるということだ。
また、患者に援助するといいながら近づいてきて、実際は自身等のためであって、
患者の益を考えない人達もいる。
慢性的な病気で学習熱心な患者は、医者よりはるかに膨大な知識を得ることがよくある。
長い間、病気を患っているので、自身の病の情報を日常的に知識を蓄えていくからである。
しかも、自身が病気を患っているわけであるから、患者がどのような症状をもっているか、どう感じているかも、当然のことながら医師より分かっているのである。
ネットが普及し、海外からの情報も簡単に入手できるようになった今、
日本語よりはるかに多い英語の情報を知ることが、私は多少英語が読めるため可能であるのである。
いくつもの慢性疲労症候群(ME/CFS)関連の情報が毎日のようにはいってくる。
当然、私は医学(その他の分野を含む)を学習したことがないので、完全に理解できるための知識があるわけではないので、限界性はあるのではある。
しかし、前述の問題性を知っておきながら、私が黙っておくわけにはいかないと感じたのである。
こういった、コラムを記すに当たっては、私は出来るだけ根拠・引用先を示し、
論理的に述べたいと思っている。それが、患者等にとって本当に得るべき情報を与えることが出来ればと願っている。
山田
Posted at 04:04h, 24 10月しかし、私自身、海外及び日本国内において起こっている情勢を知り、
単に、情報を提供するだけではなく、私が自身が情報を吟味し、
患者が益になるように、私が問題性を記す必要があると感じるようになったからである。
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医者ではありませんが、ブロガーさんの考えに共感いたします。日本の慢性疲労症候群の関連資料ほとんど読みましたが、これほど高い水準の研究が患者に批判される事に違和感を感じます。分子生物学という最先端の研究の難しさ故に患者に具体的利益・社会保障につながっていない現実はありますが、診断方法は見えてきていると思います。また認知行動療法CBTへの批判はRCT研究への無理解故でCFS初期の患者の治療行動への妨げになっていると思います。是非 メールいただけないでしょうか?
admin
Posted at 07:26h, 24 10月山田様
コメントありがとうございます。
認知行動療法(CBT)に関しても、記事を書くつもりでした。
この療法について批判している患者さんばかりではなく、
有効活用している患者さんもいます。
CBT批判の理由は、精神疾患の治療法だからというのが理由であって、
重症患者のことを考えてないからというのは、後からつけたものでしょう。
メールしますね。