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慢性疲労症候群諮問委員会 (Chronic Fatigue Syndrome Advisory Committee)の勧告に対し、アメリカ政府の回答がアメリカ合衆国保健福祉省(HHS) 'Recommendations from the Chronic Fatigue Syndrome Advisory Committee (CFSAC) and Agency Responses, August 18-19, 2015 CFSAC meeting'に掲載されました。 ※関連記事 Solve ME/CFS Initiative 'Solve ME/CFS Initiative Grades the HHS Response to CFSAC Recommendations' Health Rising 'Feds Fail First Test of the “New” Chronic Fatigue...

The Independentに、'Scientists claim to have 'robust' evidence that chronic fatigue syndrome has biological cause'が掲載されました。 発症してから3年以内の慢性疲労症候群(ME/CFS)患者には、健常者に比べ、サイトカイン(インターフェロンガンマ等)が高いことを発見したとコロンビア大学がScience Advances 'Distinct plasma immune signatures in ME/CFS are present early in the course of illness'に報告しています。 バイオマーカーの候補ともなり、研究を指揮したMary Hornig医師は、「この発見は、何百万人者患者がすでに知っている慢性疲労症候群が精神疾患ではないということを裏付ける証拠になる」と語っている等が記されています。
※字幕を表示するには「CC」をクリックしてください。

Washington Timesに、'Chronic fatigue syndrome is a physical disorder, not a psychological illness, panel says'が掲載されました。 米国医学研究所(IOM) が、慢性疲労症候群(ME/CFS)が身体的疾患であり、精神疾患ではないと言明し、新しい診断基準と病名 Systemic Exertion Intolerance Disease (全身性労作不耐性疾患「訳は自信がありません」)を発表した等が記されています。 305ページのレポートは、The National Academics Press 'Beyond Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome'から無料で閲覧・ダウンロードできます。 尚、この発表では以下の報告等がなされています。
  • ME/CFSは、深刻・慢性的・多系統な疾患であり、患者の活動をしばしば、劇的に制限する。
  • アメリカでの患者数は、83.6万〜250万人
  • 診断を受けていない患者は、84〜90%
  • 医療従事者が懐疑的であること・精神的な病気である・患者の想像による作り事等という誤解により、診断を受けることに困難を伴う
  • 疾病区分ICD-10に新しいコード(慢性疲労や神経衰弱と関連しない)を追加する
  • systemic exertion intolerance disease(全身性運動不耐性病:SEID)を慢性疲労症候群(CFS)・筋痛性脳脊髄炎(ME)に変えて利用することを推奨する。
  • 病因・病態生理学・有効な治療のための研究費が著しく不足しており、委員会はサブグループを特定できず、疾患の自然経過を明確にすることすらできなかった。さらなる研究が必要である。
  • アメリカ合衆国保健福祉省(HHS)は、診断・治療ガイドを作成すべきである。
新しい提案された診断基準は以下のとおり。 以下の3つの症状がある。
  1. 疲労が伴うことにより、罹患する前の職業的・教育的・社会的・個人的活動の著しい減少・悪化が6ヶ月以上続き、しばしば深刻で、新しくかもしくは明確な発症があり、過度の労作によるものではなく、休息によって著しく回復しない。
  2. 労作後倦怠感
  3. 睡眠により回復しない
以下の2つのうち1つの症状がある。
  1. 認知障害
  2. 起立性障害

Research 1stに、'CFIDS Association Announces New CEO'が掲載されました。 アメリカの患者団体 CFIDS Associationが、新しいCEOであるCarol Head氏を発表しています。 非営利・営利団体の取締役としての経験があり、英語・MBAの学士を持っている等が記されています。 ...

examinerに、' B vaccine has been ruled to cause chronic fatigue syndrome (Video)'が掲載されました。 アメリカ合衆国連邦裁判所で、慢性疲労症候群(ME/CFS)を発症したのはB型肝炎のワクチンが原因だと認定し、1.1百万ドル(約1億800万円)に加え、生涯の医療費も支給するように命じた等が記されています。 ...

大分前であるが、医療ガバナンス学会に、'Vol. 306 慢性疲労症候群の患者たちが放置されている現状を打開するために'という記事が掲載された。また、YouTubeにも、'慢性疲労症候群(CFS)の患者たちに光を'と題された動画の中でも語られている筋痛性能脊椎炎の会(旧ともにかんがえる会)篠原三恵子代表が、「日本政府は慢性疲労症候群の研究がほとんどされていない。そして、アメリカやイギリスは器質的疾患と認めているから日本政府を見習え。」という度々行っている主張は正しいのか? 実は、この主張は真逆であって、アメリカ疾病予防センター(CDC)・イギリス国民保険サービス(NHS)は慢性疲労症候群(ME/CFS)を精神疾患的に捉えて研究されていると患者等からさんざん批判され、そして、日本は疲労研究をプライオリティとし多額の研究費が与えられ、研究実績に対して主にアメリカの患者団体から賛辞がおくられていたのである。 アメリカでは2006 年に、疾病予防管理センター(CDC)が研究者や医師達の研究結果を報告し、CFSは精神的疾患ではなく、深刻な器質的な疾患であると記者会見で宣言しま した。それ以降、認知キャンペーンを推進し、研究を支援しています。また、CDCにおけるCFSの研究責任者であるリーブス医師は、「CFS患者の機能障 害は、多発性硬化症、エイズ、末期の腎不全、慢性閉塞性肺疾患などと同程度なほど深刻です」と述べました。 引用元 医療ガバナンス学会 'Vol. 306 慢性疲労症候群の患者たちが放置されている現状を打開するために' まず述べられているCDCが慢性疲労症候群を深刻な器質的疾患であると記者会見で宣言したとあるが、これは明らかに間違っており、CDCは慢性疲労症候群(ME/CFS)をReal condition(正真正銘)の病気だと述べたに過ぎず、器質的疾患だと宣言したことはない。また、この引用の中のCDCの慢性疲労症候群(ME/CFS)研究責任者 Dr. William Reeves(リーブス医師)は、患者等から慢性疲労症候群を精神疾患的に捉えており、目立った研究成果が出せずにいたため、激しく批判されてきた人物である。 先日のNew York Timesに、このDr. William Reeves死去の記事が掲載された。 Dr. William C. Reeves, an epidemiologist who fought his own federal agency to obtain money to study chronic fatigue syndrome and then infuriated patients with the ailment by...

Phoenix Risingに、'The “Obama Promise” Fulfilled: Obama Requests NIH Elevate Priority of Chronic Fatigue Syndrome'が掲載されました。 オバマ大統領が、国立衛生研究所(NIH)に慢性疲労症候群(ME/CFS)の研究を優先事項にするように促した等が記されています。 ※関連記事 ME Association 'Obama writes that the US will ‘enhance’ research into ME/CFS | letter to Mrs Courtney Miller | 26 July 2012' White House Chronicle 'Obama Takes an Interest in Chronic Fatigue Syndrome' ...