慢性疲労症候群(ME/CFS/SEID)に新しい自己抗体


#ME Actionに、’AUTOANTIBODIES FOUND IN SUBSET OF CFS PATIENTS‘が掲載されました。

神経伝達物質受容体を抗原とする抗体が慢性疲労症候群(ME/CFS/SEID)患者の29.5%で上昇しており、特にG蛋白質結合受容体(GCPRs)であるβ2アドレナリン・ムスカリンM3/M4受容体抗体が高く、リツキシマブ投与後にβ2・M4自己抗体が著しく低下しすることから、リツキシマブで効果がでる患者のバイオマーカーになる可能性がある。

最近の研究で、β1,β2-アドレナリン作動性受容体の自己抗体は体位性起立性頻拍症候群(POTS)で見つかっており、抗βアドレナリン受容体抗体は起立性低血圧・拡張型心筋症・シャーガス病、抗ムスカリン自己抗体は重症筋無力症・シェーグレン症候群・統合失調症等自己免疫疾患・神経学疾患でも見つかっており、バセドウ病では両抗体ががみつかっている

慢性疲労症候群のサブセットは感染症によって引き起こされる自己免疫疾患である可能性がある等がBrain, Behavior, and Immunity ‘Antibodies to ß adrenergic and muscarinic cholinergic receptors in patients with Chronic Fatigue Syndrome.‘に報告されている等が記されています。

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