なぜ、慢性疲労症候群(ME/CFS)の問題に協力する人が少ないのか


Telegprahに、’Why few dare tackle the psychology of ME‘が掲載されました。

イギリスにおいて診察する医師が少なくなり、政府も精神的な側面を重点的に研究が行っている。
そして、先日のXMRV, pMLV両ウイルスが慢性疲労症候群(ME/CFS)患者に発見されなかったという記事が、なぜ、イギリスのメディアでほとんど取り上げられなかったのか?
医師でもあるイギリス Telegraphの記者 Max Pembertonが理由について推察している。

この記者が昨年度、’Protesters have got it all wrong on ME‘という記事を書いた。イギリスの医師で慢性疲労症候群(ME/CFS)を精神疾患だと主張している医師に多数の脅迫文が送られているということ、精神疾患的要素が高いという旨の記事を書いた後、どのようなことが起こったのか。

記事がオンラインになった数日後には何千という脅迫も含むメッセージが届き、ネット上で記者の住む場所が特定され、写真もアップロードされ、セキュリティがどれくらいかを調べるために訪れた者もいたという。

何が問題であるのかということについて記者はこう言っている。

And therein lies the rub: that mental illness is seen as being ”made up’’ or somehow inferior to physical illness.

メンタルな病気は正真正銘の病気ではなく、身体疾患より劣っているとみなしているところに問題があると。

精神疾患にされたくないということは、精神疾患に差別的に捉えていることになる。第三者からみると過激な行動をみればよけい精神疾患だと思われるだろうし、身体表現性障害の患者は医師に精神的なものとされると憤る傾向がある。

イギリスの過激な患者の行いにより、協力する者がいなくなり、精神疾患だと捉えられるという自身が最も望んでいない結果を生んでいるよう。

カテゴリー: メディア, 患者 タグ: パーマリンク

2 Responses to なぜ、慢性疲労症候群(ME/CFS)の問題に協力する人が少ないのか

  1. tonton のコメント:

    私はうつ病を患った経験からCFSが精神疾患であろうが身体疾患であろうが正しければどちらでも構わないと思っています。確かに精神疾患というものに拒否感を持つ人はいるでしょう。ただ、差別とか以前に、疲労感とかその他の様々な症状は気のせいと言われると納得がいかないんだと思います。精神疾患と決めつけられることによって神経疾患の研究が進まず、治療薬が開発されず、苦しんで亡くなっていく方がいるのだから。

    • vincent のコメント:

      tontonさん、コメントありがとうございます。

      うつ病は内因性の場合、身体的な疾患であるが精神に異常をきたす精神病です。
      おそらく、それほどピュアな内因性というものはなく、
      多少精神の軋轢から神経症的な病気も付随しているほうが多いかもしれません。

      そもそも、CFSとはどういう定義だったでしょうか?
      既知の身体的な病でもなく、精神疾患でもない病ということだったのに、
      それでも、精神疾患であるということは、CFSという病気はそもそも存在せず、
      うつ病か神経症などだということを意味し、研究などもしなくてよくなりますよね。

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